アクセス方法も紹介!ラーメシュワラム日帰り旅行記(午前篇)

2016年6月にラーメシュワラムへ日帰り観光しました。各観光地へのアクセス方法を含めてラームシュワラムの様子をお伝えします!

 


早朝アグニ・ティータムを訪れる!

朝4時頃にラーメシュワムの鉄道駅に着いたため、とりあえず朝日を見にアグニ・ティータムと呼ばれる沐浴場へ行くことにした。

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あたりはまだ真っ暗だったが、多くの巡礼者が沐浴の準備を始めていた。

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神聖な牛に向かって何か儀式を執り行っている。この後牛がウンコをし、大量の小便をしたのだが、彼らは気にせずその上を歩いていた。

例えるなら牛のウンコはお好み焼き5人前の量で、小便はバケツを一杯の水をひっくり返す量。早朝から不快だった。

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朝日が昇る寸前のマジックアワーがやってきた。真剣に手を合わせて拝む人もいれば、水をかけ合いはしゃぐ人もいた。

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雲が多かったため丸い夕日を目にすることができなかったが、朝から最高の時間を過ごすことができた。満足度はかなり高い。

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聖者がマントラを唱え、周りの巡礼者たちは真剣にその声に耳を傾けていた。

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アグニ・ティータムから見た海と朝焼け

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日が昇っても次々とたくさんの巡礼者がやってきた。早朝の沐浴見学はラーメシュワラムで見逃せない観光の一つだ。

安宿のロッカーに荷物を預ける

ラーメシュラタムには日帰りで訪れるため、安宿にステイする必要はなかった。寺院の近くにある安宿のロッカーとシャワーと利用することにした。

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7時ごろ沐浴を終えた巡礼者たちが続々と寺院に入っていった。

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寺院入り口のすぐ近くにある「DEEPAM LODGE」
交渉の末、シャワーとロッカーを半日利用で100ルピーにしてくれた。大きなバックパックを問題なくロッカーに入れることができた。

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こちらがトイレ兼バスルーム。トイレの中は苔が生え、ヘドロの匂いが強烈だ。ハエの多さが衛生状態の悪さを物語っていた。この宿は決して勧めない。

ゴーストタウン・ダーナシュコディを目指す

1964年のハリケーン被害でゴーストタウン化した漁村ダーナシュコディを目指すことにした。そこへ行くためには8キロ手前の「ムーンラム・チャッティラム」という漁村にローカルバスやリクシャで行き、その後ジープや専用のバスに乗り換える必要がある。

街のMiddle St.とRamarpadam Rd.の交差点から「ムーンラム・チャッティラム」行きのバスが出ている。30分〜1時間に1本程度の運行でバスの番号は3番だ。

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一応観光地とされている途中のコザンダラーマール寺院にも寄ることにした。運賃Rs10。

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右に見えるのがコザンダラーマール寺院。歩いて10分ちょっと。

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左右には浅瀬が広がっていて、野鳥が多く生息していた。

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着いたは良いが、正直この寺院に行く価値はなかった。インド観光客も何もないな、と言っていた。ここで降りずに直接終点の「ムーンラム・チャッティラム」まで行くことオススメします。

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薄暗い寺院の中に伝説を描写したパネルが数枚飾ってあるだけだ。寺院にいたオートのドライバーによるとバスは30分毎に来ると言っていたので、またさっきの降車地点に戻ることに。

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バスを待っているとカッコ良い魚を持った奴が現れた。この辺で釣ったらしい。

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バスを待てども来なかったので、東に向かっている小さいトラックに同乗させてもらった。タダかと思ったら乗車後がっつり20ルピー(約30円)を要求される。インド人に期待した私がバカだった。

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10分程度で終点のバス停ムーンラム・チャッティラムに着いた。さらに東へ進むには、専用のバスに乗り換えなくてはいけない。

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北側にはとても綺麗な海が広がっていた。

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専用のバスに乗り換える。浅瀬の上を突き進み、いよいよダーナシュコディへ!運賃は往復Rs150。入場料は特になし。

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思いっきり揺られること15分程度、ダーナシュコディに着いた。

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ここにはハリケーンによって廃墟化した教会、学校、郵便局などがある。

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まずは教会。今にも崩れそうなくらいに風化しきっている。
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左に見えるのは郵便局だろうか。他にも原型をとどめていない多くの廃墟があった。

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帰りもローカルバスで帰るはずだったが、コルカタ出身の家族に出会いタダで街へ送ってもらうことになった。母親は医者だという。見るからに金持ちで、彼らは直接街からダーナシュコディへ向かうジープをハイヤーしていた。

【ラーメシュワラム日帰り旅行記(午後篇)】へ続く!

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