ポンディチェリーを正直レビュー!
18世紀以降フランス領として栄えてきたポンディチェリーは、インドにおいて最もフランスを感じられる場所です。中心地は普通の騒がしいインドの街並みでガッカリしますが、沿岸部にある旧フランス居住区に立ち入ると街の雰囲気はガラッと変わります。
海沿いでは優しい潮風が吹き、市民の憩いの場になっています。インド×フランスというミスマッチ感がかえって新鮮で、非常に居心地の良い街でした!訪れてよかった!
おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆
人の良さ:★★★☆☆
居心地の良さ:★★★☆☆
Airtel 3G:中心地4G可
外国人観光客:少
日本人観光客:少
最低観光日数:1日〜
対象者:フランスかぶれ、お酒好き
私の滞在時期:2016年06月上旬
※筆者の主観に基づきます。
ポンディチェリーの旧フランス人居住区
旧フランス居住区にはグレーやクリーム色の古い住居が立ち並んでいました。
ゴミも交通量も少ないため、インドとはまるで別世界。
至る所にフランス語の標識や、フランス関連の記念碑や施設がありました。
ポンディチェリーの安宿
ポンディチェリーは安宿が多くあります。その中でもアシュラムが経営している宿は500ルピー以下で泊まれる上に、清潔なので女性にもお勧めできます。ポンディチェリー独特の雰囲気を堪能したいならば、旧フランス人居住区(沿岸部)に留まることをオススメします!
ポンディチェリーの観光地まとめ
1.オーロヴィル
(写真:シンボルである黄金の瞑想ホール)
ポンディチェリーから北10Km離れたところに、かなりぶっ飛んだコミューンがあります。オーロビンドの思想に賛同した人々が世界中からやってくるらしい。日本人も数人住んでいるらしい。
彼らの思想を語弊を恐れずに説明すると「お金に縛られることもなく、宗教・国籍関係なくハッピーにみんな仲良くやってこうぜ」というヒッピー文化を彷彿とさせる思想です。まるで発禁処分の問題作と知られているフランス映画「美しき緑の星(Green Planet)」の世界がここにはあります。
おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆
2.オーロビンド・アーシュラム
(Image by www.mouthshut.com)
オーロビントとマザーの墓があるアシュラムです。オーロビンドに興味がなければ「へぇ・・」で終わってしまうかもしれません。
3.日曜夜限定・MGロードのナイトマーケット

普段は交通量が激しいポンディチェリーのメインロードですが、日曜の夜になると雰囲気は一変し異常な数の露店が現れます。夜10時くらいまで地元の人でごった返してお祭り状態でした。
おすすめ度:★★★★★☆☆☆☆☆
4.Alliance Française Pondichery

アリアンス・フランセーズは世界138か国にあるフランス文化センター。ここでは定期的に英語字幕のフランス映画とインド映画を上映しています。映画好きは要チェックです。上映情報は公式HPへ。
5.プドゥチェリー美術館
(Image by redscarabtravelandmedia)
ポンディチェリーの歴史に興味がある人は訪れてみましょう。
6.Manakula Vinayagar Temple
像にお布施を渡すと、頭を撫でてもらえるというインドお決まりの寺院です。寺院内に入れるかは不明です。
おすすめ度:★★★★☆☆☆☆☆
終わりに
ポンディチェリーはインドの中でもとても奇異な街でした。私の耳が間違っていなければ、街の教会の中でインド人同士が「ボンソワール」って言っていました・・。(フランス語でこんばんわの意味)