はじめに
チェンナイに限らずインドでは膨大な数のローカルバスが運行しています。地域によってはバスに行き先や番号が表記されていなかったり・・現地語で書かれていたりと旅行者に取っては大きな障害があります。もう訳わかんない!となって約10倍の運賃であるオートリクシャに甘んじてしまう人も多いはず。
正直のところ私自身チェンナイには2日しか滞在していませんが、チェンナイのバス乗車が簡単なことに気づいてオートは一切使わずローカルバスのみで乗り切りました。20回以上は乗ったかなあ。
チェンナイのローカルバスはオレンジ色!
チェンナイ市内を走っているバスは基本的にオレンジ色(黄色?)をしています。(緑色は市外に出るバス)他の地域と同様に予約は不要で、車内で運賃を支払うスタイルです。
終点の表記はタミル語だったり英語だったりとバラつきがありますが、常にバスの前後にバスナンバーが表示されているので比較的乗りやすいです。
チェンナイのローカルバス攻略にはGoogleMapsを利用しよう!
GoogleMapsはチェンナイのローカルバスの運行情報と連携しています。。バスに乗る前に、まずは時刻表やルートを知らなくてはいけませんね。いろんなアプリやサイトを試したんですが、小さなバス停が省略されていたり・・どれも使い勝手が悪かった。
使い方は単純で、GoogleMapsに標準搭載されている経路検索機能を使うだけ。この機能を利用すれば、検索した時点での最短ルート、また何番のバスに乗るべきかを教えてくれます。
※なおこの方法はチェンナイをはじめとした大きい都市でのみ使える機能です。
例:マリーナビーチバスストップからCMBTバススタンドへ!
GoogleMapsを利用して「マリーナビーチバススタンド」から、チェンナイの大きいバススタンドである「CMBTバススタンド(CMBT MTC Bus Terminal)」へ言ってみましょう。現在時刻は18:00ぐらい。
まずは目的地であるCMBTバススタンドを検索して地図に表示させましょう。そして画面右下にある経路検索ボタンを押します。この画面だとバスのアイコンですね。
出発地を入力する画面が出ました。
出発地のバス停を入力しましょう。バス停がわからなくても現在地を設定すれば、自動で最寄りのバス停からのルートを検索してくれます。一番上に出た「Marina Beach Bus Stop」をタップ。
数通りのルートが表示されました!最も乗り換えの少ない最短経路である一番上の経路をタップしてみましょう。
J.J.Nagar Wes行きのバス(27L番)に乗って、Skywalk Bus Stopで乗り換えが必要ということですね。そして下にスクロールしていくと・・
さらにVadapalani Terminus行きのバス(15F)に乗ればCMBTバススタンドに着くというわけです。さすがに運賃までは表示されませんが、この程度の距離だったら10~20ルピーでしょう!
実際のところマリーナビーチとCMBTを乗り換えなしで結ぶバス(27B)は存在するんですが、この時間帯は運行していないようです。GoogleMapsは検索した時点での最短ルートを教えてくれました!
GoogleMapsの知っていると便利な機能
また上記スクリーンショットの右側、駅名の隣にある “>” マークをタップすると・・・
その駅にどこ行きの何番のバスが来るかが次々と更新されていきます。これはかなり便利な機能ですね!さらに特定のバスをタップすると・・・
始点から終点まで全ての停車駅が時刻付きでリストアップされます!Googleすげえよ!
この機能は単純にバス停を検索した時にも下記のバス番号をタップしても見ることができます。
終わりに
一番に挙げられるローカルバスの魅力は運賃の安さです。1時間乗っても数十ルピーですもん。また地元のインド人と交流できたり・・といったリアルなインドを体験できるのは旅行者にとっても嬉しいですよね!チェンナイに訪れた際は是非ローカルバスを利用しましょう!
チェンナイを正直レビュー!チェンナイはインドの四大都市の一つだけあって街は非常に栄えています。街にはコロニアル風の建物が多く、どこかエキゾチックな雰囲気が漂います。南北に長く伸びるマリーナビーチは市民の憩いの場に[…]
チェンナイはイスラムの影響を受けていないドラヴィダ文化の宝庫。いかにもなヒンドゥー寺院が多くあります。今回は中でも観光地として訪れる価値のある寺院を5つ紹介します! チェンナイにあるヒンドゥー寺院まとめ1. Sri[…]
チェンナイは南インド最大のドラヴィダ文化が残る街と言われていますが、イギリス植民地時代の"コロニアル風"な建物も多くあります。街を歩いていると立派な建築物がしばしば現れるので、建築好きでなくとも異国風な雰囲気を楽しめるでしょう。&n[…]
6月初旬の糞暑い時期にチェンナイからマハーバリプラムへローカルバスを使って日帰り観光に行きました。チェンナイからマハーバリプラムへ行く方は多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。片道の運賃たったの50ルピー! チェ[…]