電動の二輪・三輪車を主にに製造・販売をしている日本のベンチャー起業「Terra Motors(テラモーターズ)」が2016年3月に電動リキシャ「Y4ALFA(Y4アルファ)」を発売しました。
「テラモーターズ」とはどんな会社なのか?
(公式サイトインド版よりキャプチャ)
テラモーターズ株式会社は「日本発のベンチャー企業として、アップル・サムスンを超えるインパクトを世の中に残す企業」を目指し、「EVでイノベーションを興し、クリーンで持続可能な社会を創造する」ことをビジョンとして掲げています。
EVとは電気自動車(Electric vehicle)のことです。
日本の電動二輪車および三輪車市場において既にトップシェアを占めており、インドやベトナムなどのアジア諸国にも進出しています。
これが電動リクシャ「Y4ALFA」だ!
まずは最初に現在インドで主に使用されているオートリキシャを見てみましょう。
(by indiasomeday.com)
インドではよく見かける黄色と緑色のオートリキシャ。
エコ・ガスを使っているようで、多少環境にはマシなようです。
(by wikipedia)
そしてこちらもよく見る黄色と黒のタイプ。
ディーゼルエンジンを使用しています。
発車時に出る黒煙はかなり不快です。
そして今回テラモーターズが発売した電動リキシャ「Y4ALFA」!
(by businesstoday.in)
カッコイイ・・・。近未来を感じます。
今までのリクシャとは一線を画した直線的なデザインが特徴。
ホワイトを基調とし、ブランドカラーのブルーを使用しています。
そして従来のリキシャと最も異なる点は電気自動車であること。
環境に良いのはもちろん、財布にも優しいのです。
どれだけ財布に優しいのか?
公式サイトに従来のリクシャよりどれだけ節約できるのか確認できるシュミレーションがあります。
3年間1日あたり45Km走行したとすると、
従来のリキシャのディーゼル代:145,287ルピー(約23万5000円)
Y4ALFAの電気代:9608ルピー(約15,604円)
つまり3年間で135,679ルピー(約22万円)も節約できるのです。
ランニングコストに圧倒的な差があります。
終わりに
2016年の年内のうちに3万台の販売を目指すようです。
この電動リキシャ(Y4ALFA)がインドの日常にとけ込む日はそう遠く無いかもしれないですね。